Awichは沖縄出身のラッパーで、23年11月のライブでは約2万人を動員した。70年代、ヒップホップがニューヨークで誕生し、当たり前とされてきたことに疑問を投げかける上で、ラッパーはパンチある存在になる必要があったという。かつて、”いかつい”、”怖い”といったイメージがあったが、90年代に誕生したスチャダラパーは一線を画す存在。Awichは14歳のときにヒップホップと出会い、日記に書いてきた内容をラップにした。昔の日記を読み返すと、作詞の参考にしている他、アーティストを続ける原動力にもなるという。「LONGINESS REMIX」の一節はお気に入りで、何故、ラップをしたいのかという思いが詰まっているという。ラップの歌詞について、Awichは韻を踏むことを概説した。