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「LignoSat」 のテレビ露出情報

アメリカ・フロリダ州で5日にスペースXのロケットが打ち上げられた。このロケットには日本の伝統技術を使った衛星を搭載されていた。木造人工衛星開発リーダーは宇宙飛行士・京都大学大学院特定教授・土井隆雄氏。土井さんは1997年には日本人として初の船外活動を行った。世界初の木で作られた木造人工衛星「LignoSat(リグノサット)」は、10cm四方で重さ1kgの人工衛星。京都大学と住友林業が4年前から共同で開発を始めた。従来の人工衛星は、役割を終えると大気圏に突入させて燃焼させるが、金属製の衛星では粒子が大気に残り、異常気象や通信障害を引き起こす恐れがある。一方、木造の衛星であれば完全に燃え尽き、地球環境汚染は起こさない。住友林業・苅谷健司氏は「木材は宇宙にとっても環境にやさしいし、強度もあるし、耐久性もあるところを(NASAに)お墨付きをもらう一番低いハードルが何かと考えた時に小型の人工衛星だった。」と語った。今回の木造人工衛星は通信ができるかといった試験的なものになる。木材への期待が高まる一方、肝心な衛星を作るためにはハードルも。温度変化が激しい宇宙空間では、木材が急激に伸び縮みし釘などでつなぎ合わせると衛星が破損する恐れがある。更には。有害ガスの発生が懸念されるため、接着剤も使えない。その難題を解決したのが、日本の伝統技術だった。滋賀・大津市「黒田工房」は、国宝など多くの文化財の修復も手掛けてきた。黒田工房・臼井浩明社長は「初めに聞いたときは、また冗談をみたいな感じでね思って。」と語り、超小型人工衛星に関して、当初半信半疑だったという。臼井社長は、桐のたんすなどに使われる釘や接着剤を使わずに組み上げる工法を用いた。だがここでもう1つ課題として浮かび上がったのが、壁面の厚み。NASAの基準に合わせ超小型衛星の1辺は、10cmでなければならない。衛星内部の構造が複雑になるにつれ、壁面を薄くするよう頼まれた。完成した木造人工衛星の最終的な壁面の厚みは、わずか4mmになった。LignoSatは、無事国際宇宙ステーションに到着し、来月宇宙空間に放出される予定だ。臼井社長は「工芸の世界でも初めてのことだと思うので感慨深いです。田舎町ロケットかな。」と語った。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年11月4日放送 10:25 - 13:00 テレビ朝日
大下容子ワイド!スクランブルフラッシュNEWS
一辺が約10cmで手のひらサイズの木の箱のようなものは、京都大学と住友林業が開発した世界初の木造人工衛星「Ligno Sat」。京都大学・土井隆雄特定教授は「どの国の宇宙開発も計画していなかったこと」と語った。従来のアルミニウム製の人工衛星は役割を終え、大気圏に再突入する時にアルミナ粒子という微粒子を放出する。この粒子が大気汚染につながる可能性があるが、木造[…続きを読む]

2024年11月4日放送 4:55 - 8:00 テレビ朝日
グッド!モーニングけさ知っておきたい!NEWS
京都大学と住友林業が開発した世界初の木造人工衛星「Ligno Sat」があす打ち上げ。従来のアルミニウム製人工衛星は放出されるアルミナ粒子により大気汚染につながる可能性があるが、木造のLigno Satは燃え尽きるため環境への影響を最小限に抑えるという。

2024年7月21日放送 7:00 - 7:30 日本テレビ
所さんの目がテン!所さんの目がテン!
村田先生は世界唯一とも言える国家的プロジェクトに関わっていて、そのプロジェクトにかがくの里も関係している。木造の人工衛星を打ち上げようというプロジェクトで、村田先生が所属する京都大学と住友林業が2020年から共同研究を行い直径10センチの木造人工衛星が出来上がった。木と人工衛星の2つの言葉を組み合わせ LignoSatと名付けた。木で作り上げた理由には人工衛[…続きを読む]

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