大谷翔平選手と契約を結んだロサンゼルス・ドジャースは、大谷選手を高校時代から追いかけ続けていたとのこと。そんなドジャースと大谷選手の契約発表までには紆余曲折があったとのこと。大谷選手は今年日本人初のホームラン王に輝き、10月初旬にシーズンオフを迎えるとすぐにFAの話題が浮上した。当初は具体的な情報が出ない中、大谷選手が自身2度目のMVPをメジャー史上初の2度目の満票で受賞。これにより契約金が700億円クラスと報じられ、現地メディアはMVP受賞時で獲得候補球団を12に絞っていた。移籍先予想が過熱する中、大谷選手の代理人のネズ・バレロ氏は情報を口外しなかった。今月4日からのウインターミーティングでは、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が「ドジャー・スタジアムで大谷と会った」と漏らし大きな話題になったが、決定的な情報は出なかった。そしてロバーツ監督の発言から3日後に、大谷選手本人の口からドジャース行きが発表された。発表された12月9日は、11年前に日本ハムへの入団会見を行った日であり、佐々木氏は「大谷選手にとって12月9日は特別な日」などと話した。そんな日本ハム時代の恩師である栗山英樹氏は、「メジャーの6年間でこれだけの評価を受けたことは本当に嬉しかった。新しいステージでも野球界のためにまた何かを見せてくれることでしょう」などとコメントした。ドジャースは3月20・21日に、ダルビッシュ投手が所属するパドレスと韓国・ソウルで開幕2連戦を行うとのこと。