15日、ベルギー・ブリュッセルにてNATO国防相会合が開催した。ロシアによる一連の領空侵犯を受けヨーロッパ東部の防空体制の強化やウクライナ支援をめぐって意見が交わされた。アメリカは欧州加盟国を通じウクライナに兵器を供与する姿勢を示した。中でも注目されるのは長距離攻撃が可能な巡航ミサイル「トマホーク」の供与であり、射程1,600キロのミサイルが供与されれば首都モスクワ・空軍基地・無人機製造工場など少なくとも軍事関連施設1,655か所が射程となる。ゼレンスキー大統領との会談が17日に予定されているトランプ大統領は彼はトマホークが欲しがっているとした。去年NATOに加盟したスウェーデンはロシアが譲歩する形で停戦を実現させるべきだと指摘した。