河北新報のファクトチェックは去年の兵庫県知事選がきっかけだった。NHK党・立花孝志代表が斎藤元彦知事を応援する2馬力選挙を展開し、デマや誹謗中傷が拡散した。村井氏の対抗馬だった和田政宗氏は、村井氏陣営からデマや誹謗中傷を受けたと主張。河北新報のファクトチェックについて、村井氏だけを利するもので公平性に欠けると批判した。参政党・神谷宗幣代表は選挙では昔から嘘やデマが飛び交うと語った。悪行14選の画像を拡散したアカウントには参政党員を名乗るものが複数あった。そのうちの1人が取材に応じた。都内在住の参政党運営党員の男性で、投稿は正しいと話した。村井氏がデマ拡散に法的措置を検討していることについては、裁判をするなら反論しに行くと話した。今回の知事選、仙台市での得票数は和田氏が3万票以上上回り、40代以下の投票先は和田氏が最多だった。メディアージの漆田義孝氏はデマが飛び交う選挙戦に危機感を抱き、悪行14選のファクトチェックをした。記事を公開すると桁違いのアクセスがあった。誤情報の拡散で政策論争がかすんでしまったことについて、他の地域の選挙でも繰り返してほしくないと話した。
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