去年、クマによる被害が過去最多となった。去年秋は秋田、富山で多くの出没があった。大量出没は2000年以降数年おきに日本のどこかで起き続けてきた。今回の内容はNHK防災のサイトでも公開中。日本に生息している2種類のクマはヒグマ、ツキノワグマで、ヒグマの生息場所は北海道で、ツキノワグマは本州、四国。東日本は森や山はどこでもクマがいる状況。九州は1950年代まではツキノワグマが生息していたが、絶滅した。四国はツキノワグマが約20頭いるという。クマは雑食で、ほとんどが植物を中心にした生活をしている。クマは警戒心が強く基本的に人を襲おうとすることはなく、防御を目的とした攻撃。活動時期の9~11月頃は冬眠に備えた飽食期で、冬眠中に必要なエネルギーを蓄える必要がある。秋の間に1年間で摂るエネルギーの8割を摂る。去年~今年の被害に遭った人の数を月毎に示すと、9~11月が多くなっている。