最先端の放送技術を紹介するNHK放送技術研究所の一般公開がきのうから始まった。このうち「ディフォーマブルディスプレー」は、ゴム基板に小型のLEDを埋め込み伸縮する配線を用いることで、球状や腕に巻いたりする形でカラー映像を楽しむことができる。大型化してドーム状に設置すれば映像に囲まれ臨場感のあるコンテンツを楽しむことが期待できる。また「来歴情報提示技術」は放送されている映像を誰がいつ撮影・編集したかなどの情報を視聴者が画面上で確認できるシステムで、フェイクニュースなどの偽情報が社会問題になる中、情報の信頼性の判断材料を示すことにつながるという。