- 出演者
- 檜山靖洋 井上二郎 今井翔馬 神子田章博 赤木野々花 近藤奈央 是永千恵 伊原弘将
オープニング映像と挨拶。
気象情報を伝えた。
与野党双方が提出した政治資金規正法の改正案などを巡り、各党はきのうも修正協議を行ったが、自民党は「党内の調整が続いている」として新たな修正案は示さなかった。こうした中公明党は、自民党の法案でパーティー券の購入者を公開する基準額を、現在の「20万円を超える」から「10万円を超える」に引き下げるとしていることを巡り、「5万円を超える」に引き下げるよう強く求めている。このため自民党は公開基準額を「5万円を超える」に引き下げる一方、実施時期は法律の施行から3年を目処とする案を検討している。ただ公明党内には、直ちに引き下げる方が望ましいという意見もあることから、きょう党首会談などを通じて詰めの調整が行われる見通し。
自民党は党から支給される政策活動費について、日本維新の会が求めている「10年後に領収書を公開する」案を取り入れる方向で調整していて、きょう各党に新たな修正案を示すことにしている。一方、法案の審議日程を巡っては目指してきた月内の衆議院通過は断念したものの参議院での審議も考慮し、来週前半には採決できる環境を整えたい考え。
去年、史上初将棋の八大タイトルを独占した藤井聡太八冠。今行われている叡王戦では初めて先に角番に追い込まれている。初タイトル王手をかけたのは、同い年の伊藤匠七段。注目の対局は午前9時から開始。今年すでに王将・棋王・名人のタイトル防衛している。この2人は小学生の時にも対局していて、伊藤さんが藤井さんに勝っている。
昨日、千葉県で開かれた叡王戦第4局の前夜祭。タイトル奪取へ静かな闘志を燃やした伊藤匠さん。12年前に伊藤七段を取材していた。将棋を始めたのは5歳の時。きっかけは父親から将棋盤と駒をプレゼントされたこと。将棋教室で伊藤七段を始動した宮田八段は、子供らしからぬ将棋が印象的だったという。2020年にプロ棋士となり、ここ半年余りの間に3つのタイトル戦の挑戦権を獲得した。去年行われた竜王戦では、藤井さんに4連敗で敗北。今年2月に始まった棋王戦は、第1局を異例の引き分けに持ち込んだが、その後3連敗。ところが叡王戦では第2、3局で2連勝。2人の戦いについて三浦弘行九段は、藤井さんと戦いを重ねたことが伊藤さんを成長させたのではと語る。谷川浩司十七世名人は、叡王戦で立会人を務めた時、藤井八冠も同世代とのタイトル戦を楽しんでいるのではと感じたという。
伊藤匠七段は藤井八冠のことを「中盤と終盤の正確さが圧倒的にすぐれていて最強の棋士」と語っていて、藤井八冠は伊藤七段のことを「序盤の知識が深くて戦略も巧み。同世代との対戦はうれしい」と話している。叡王戦第4局勝敗は夜に決着する見通し。
6月1日から三重県松阪市で始まる取り組み。搬送され軽症と診断された場合はお金がかかる。患者が支払うのは選定療養費で、紹介状なしで大きな病院を受診した際にかかる費用。入院に至らないと7700円を病院に支払うことになる。こうした取り組みが必要な理由は、軽症の場合は費用がかかるようにすることで、救急車を呼ぶ前に地域の診療所やかかりつけ医に検討してもらい出動件数を減らそうというのが狙い。昨年の救急車の出動件数は、760万件を超えて過去最多。救急車が現場に到着するまでの時間が、20年前から4分伸びて初めて10分を超えた。
愛知県瀬戸市の病院では、救急搬送された患者の6割が入院の必要がない患者だという。病院の医師はコロナ禍による健康不安が救急車を呼ぶハードルを下げているのではと指摘し、「体制的にはきつくなっている」などと話した。また1人暮らしの高齢者が増える中、別居している親族が消防に通報するも、軽症だったり本人が搬送を拒否する事案も多いという。消防の担当者は「早期医療ができなくなるので救急車の適正利用が必要」などと話した。
救急車を呼ぶべきか判断に迷ったら「#7119」に連絡すると、医師や看護師が症状を聞き取ってアドバイスをしてくれるという。この取り組みは全国に広がりつつあるが、導入されていない地域もある。そんな地域でも使えるのが「Q助」というアプリ。症状などを必要項目を入力すると、緊急度合いによって取るべき行動を教えてくれるという。
先月スタートした日本版ライドシェアは、タクシー会社が運営主体となり一般ドライバーが有料で人を運ぶサービス。今後タクシー会社以外の事業者の参入を認めるかどうかが焦点。岸田首相はきのう、斉藤国土交通相や河野デジタル相と面会し意見を交わした。その結果、タクシー会社以外の参入を認めるかについて、新たな法整備も含めて議論を進めることで一致した。ただ期限は設けず、サービスのデータを収集して地域のタクシー不足を解消できるかの検証と並行して議論を進めるとしている。
電気料金は火力発電の燃料となるLNGや石炭などの輸入価格をもとに毎月見直される。今年7月に請求される国の認可が必要な規制料金は、電力会社10社中8社で最も高い水準となる。専門家は「今後、原油価格がLNGの輸入価格にも影響を与え始めて電気料金にも影響を与えてくることが想像されるので、今後もまた高くなっていく可能性が指摘できる」などと話した。
最先端の放送技術を紹介するNHK放送技術研究所の一般公開がきのうから始まった。このうち「ディフォーマブルディスプレー」は、ゴム基板に小型のLEDを埋め込み伸縮する配線を用いることで、球状や腕に巻いたりする形でカラー映像を楽しむことができる。大型化してドーム状に設置すれば映像に囲まれ臨場感のあるコンテンツを楽しむことが期待できる。また「来歴情報提示技術」は放送されている映像を誰がいつ撮影・編集したかなどの情報を視聴者が画面上で確認できるシステムで、フェイクニュースなどの偽情報が社会問題になる中、情報の信頼性の判断材料を示すことにつながるという。
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- NHK放送技術研究所フェイクニュース
ノルウェーで行われた陸上国際大会・ダイヤモンドリーグ第6戦の男子100mで、サニブラウン・アブデル・ハキーム選手が参加標準記録を切って2位に入り、パリ五輪代表に内定した。
陸上・男子100mの坂井隆一郎選手の持ち味は世界トップレベルのスタートダッシュ。去年の日本選手権ではスタートで抜け出し、そのまま逃げ切って初優勝を果たした。坂井選手はスタートで足を無駄なく運ぶために、吉田浩之コーチとともに30種類以上の基礎練習に取り組んでいる。坂井選手は来月の日本選手権について「自信はある。パワーアップしたスタートに注目していただけたら」などと話した。日本選手権は来月27日から新潟市で開かれるとのこと。
為替と株の値動きを伝えた。