6月1日から三重県松阪市で始まる取り組み。搬送され軽症と診断された場合はお金がかかる。患者が支払うのは選定療養費で、紹介状なしで大きな病院を受診した際にかかる費用。入院に至らないと7700円を病院に支払うことになる。こうした取り組みが必要な理由は、軽症の場合は費用がかかるようにすることで、救急車を呼ぶ前に地域の診療所やかかりつけ医に検討してもらい出動件数を減らそうというのが狙い。昨年の救急車の出動件数は、760万件を超えて過去最多。救急車が現場に到着するまでの時間が、20年前から4分伸びて初めて10分を超えた。