秋田県内の酒蔵が仕込んだ日本酒の出来栄えを競う品評会に出品された日本酒が公開され、酒造会社の関係者などがことしの出来栄えを確かめようと訪れた。これは県酒造組合が毎年開いていて秋田市の会場には県内26の酒蔵が9月の品評会に出品し審査を終えた合わせて89点の日本酒が並べられた。訪れた人たちは用意されたカップに日本酒を注ぎながら香りや口に含んで味や渋みなどを熱心に確かめていた。このうち「県産米の部」で最高賞である知事賞を受賞した秋田市の酒蔵の日本酒は、りんごのような甘い香りと味のバランスの調和などが評価されたという。また「吟醸酒の部」で知事賞を受賞した潟上市の酒蔵の日本酒は豊かな香りに後味の渋みがすっと抜けていくのが特徴だという。