NHK NEWS WEB オススメ特集を紹介。今日は「父に会える場所 慰霊碑が忘れられていく」。記事には画面右側のQRコードからアクセスできる。堺市にある平和塔は戦争の犠牲になった市民が祀られている。昭和46年に堺市が建設した。戦争の犠牲者を悼む慰霊碑は、全国に1万6000以上あるが、老朽化という問題に直面している。堺市の平和塔も内部はヒビが入っていて、鉄骨が顕になっているところもある。塔の清掃活動を行ってきた家族会も高齢化によって、おととし解散した。生まれる前に戦士した父が祀られている78歳の男性はいずれ平和塔の存在が忘れ去られてしまうのではないかと不安を抱いている。こうした中、新たな形で慰霊碑を受け継ぐ取り組みも行われている。静岡市ではおととし、撤去された慰霊碑が三次元の立体的なデータとして保存されている。最新のデジタル技術で残すことも選択肢になるのではと、静岡県の担当者は話している。