2023年9月4日放送 13:05 - 13:55 NHK総合

列島ニュース

出演者
瀬戸秀夫 坂下恵理 嶋田ココ 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

(大阪局 昼のニュース)
神仏習合の儀式 北野御霊会

京都市北野天満宮で神職と比叡山延暦寺の僧侶が一緒に疫病退散などを願う神仏習合の儀式「北野御霊会」が行われた。疫病退散を願って1000年以上前に始まったとされており、応仁の乱以降途絶えていたが3年前新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけにおよそ550年ぶりに再興された。

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SARSコロナウイルス2上京区(京都)北野天満宮北野御霊会橘重十九比叡山延暦寺水尾寂芳
びわ湖 南部 在来魚 15年前の4倍超 捕獲

ブラックバスなど外来魚の影響で一時姿が見られなくなっていたびわ湖南部の在来魚について、2021年の滋賀県の調査で15年前の4倍を超える13種類が捕獲されたと判明。研究者は外来魚の減少が在来魚の回復につながったと指摘している。また同じく2021年龍谷大学などの研究チームがびわ湖南部で採取した水に漂うDNAを詳しく調べた結果、30種類の在来魚のDNAが確認されたという。

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ウキゴリスゴモロコゼゼラヒガイブラックバスブルーギルホンモロコヨシノボリ琵琶湖龍谷大学
(徳島局 昼のニュース)
藍染め染料「すくも」作り始まる

徳島伝統の藍染めに使う乾燥させた藍の葉を約100日間発酵させた「すくも」と言われる染料を作る作業が上板町で始まった。上板町にある佐藤阿波藍製造所では染料づくりの最初の工程の寝せ込みという作業が今月から始まった。職人たちは藍の葉に柄杓で水をかけ、発酵を促すため大きな熊手でまぜ約1メートルの高さに積み上げた。職人たちはこの作業を5日に1度のペースで20回ほど繰り返し、出来上がったすくもは12月初旬に全国に出荷される。

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すくも上板町(徳島)佐藤阿波藍製造所
(秋田局 昼のニュース)
厳しい残暑 熱中症対策を

秋田県内は午前中から気温が上がり、午前11時半までの最高気温は秋田市で33.5度、五城目町で33.2度、大潟村で32.8度などとなっている。午後も気温が上がり日中の最高気温は北秋田市の鷹巣で35度、秋田市で34度、横手市で33度などと各地で厳しい残暑が予想されている。外出をなるべく避けることや、室内をエアコンなどで涼しくして過ごすこと、喉が渇く前に水分補給をするなど熱中症対策が必要。一方、県内はこの後夕方にかけて雷をともなって激しい雨が降る所がある見込みで、気象台は落雷・ひょう・急な強い雨に注意するよう呼びかけている。

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五城目町(秋田)台風7号大潟村(秋田)横手市(秋田)熱中症秋田市(秋田)鳥取市(鳥取)鷹巣(秋田)
浸水被害のこども園 高校借りて2学期開始

秋田市にある認定こども園「聖霊幼稚園・保育園」は今年7月の大雨で2階建ての1階部分が水に浸かり、大雨から50日以上経った今も床や壁の張替えなどの復旧作業が続いている。このためこの認定こども園は1階部分の代わりとして隣りにある聖霊高校の図書館などを借りることとなり、園児たちは二学期が始まるきょう、1ヶ月半ぶりに元気に登園した。図書館は園児たちがケガをしないよう柔らかい素材の板で囲ったとのことで、子どもたちは再会を喜びながら縄跳びやおもちゃ遊びをして楽しんだ。この認定こども園では少なくとも今月いっぱいは図書館などを借りることにしており、「施設の復旧作業を急ぎたい」としている。

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秋田市(秋田)聖霊女子短期大学付属高等学校聖霊女子短期大学附属幼稚園・保育園
県補正予算案 復旧費など盛り込む

秋田県はきょう一般会計の総額で196億円余りとなる補正予算案を県議会の各会派に示し、自民党会派との会合には佐竹知事が出席して説明した。このうち今年7月の大雨で被害を受けた道路・河川・農業用施設などの復旧のための費用として143億円余り、医療や福祉施設の復旧のための費用として5億1,000万円余り、被害を受けた農家が農業を続けるための支援として1億6,000万円余りが設けられている。会合の中で佐竹知事は「いまの気象状況ではこうした被害が繰り返し起こることが想定される。県民の命と財産を守るために抜本的な災害対策を進めていきたい」と述べた。その一方で「県の財政状況を踏まえると今後、災害関連以外の公共事業などに影響が出るのはやむを得ない」として理解を求めた。補正予算案は今月11日に始まる県議会に提出される。

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佐竹敬久自由民主党
(鳥取局 昼のニュース)
八頭町 閉店したスーパー隣で移動販売継続へ

鳥取県東部のJA系のスーパー「トスク」は9店舗のうち、八頭町のふなおか店など2店舗がすでに閉店し、その他の7店舗も今月末に全て閉店する。このうち八頭町のふなおか店では、食料品を車に積んで販売する移動スーパーの業者が街の隣の町有地で7月末から毎週土曜日の夕方に試験的に出店しており、継続して営業できるかどうか可能性を探っていた。その結果、街と業者によると当面の収益の見通しが立ったことや、利用する町民から営業の継続を求める要望が強かったことから、今後も週1回のペースで出店を続けることになったという。これについて移動スーパーを営業する業者は「毎回来店してくれる人もいるなど町民が買い物をする場所を求めていると感じた。今後も期待に応えたい」と話している。

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トスクトスク ふなおか店八頭町(鳥取)鳥取いなば農業協同組合
(季節の映像)
絶景 矢越海岸

各放送局から届いた季節の映像を紹介する。きょうは函館局から。北海道南部・知内町~福島町にかけて続く矢越海岸の絶景を上空から撮影した。断崖絶壁が続く道南の秘境。夏は鮮やかな「矢越ブルー」がみられ、体験ツアーが人気。

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矢越海岸知内町(北海道)福島町(北海道)
(金沢局 昼のニュース)
底びき網漁解禁 近江町市場に買い物客

底引き網漁解禁 近江町市場に買い物客。日本海側の底引き網漁は資源保護のため7月と8月は禁止されていて9月1日解禁されたが、ことしはしけなどの影響で漁に出るのが遅れていた。近江町市場の鮮魚店では初競りにかけられたばかりの新鮮な甘エビやメギスなどが並び訪れた人たちが早速買い求めていた。

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NHK松江放送局NHK金沢放送局メギス甘エビ近江町市場金沢(石川)
盗難防止へ合同パトロール

五郎島金時など 盗難防止へ合同パトロール。農作物が盛んな金沢市の地区では毎年農家と警察が盗難を防ぐためのパトロールを行っていて、きょうはJAの施設で出発式が行われた。金沢西警察署によるとここ数年、五郎島金時が盗まれたという被害届は出ていないが農家からは収穫作業に追われ届け出ないケースもあるという話を聞いているとのこと。

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中村栄伸五郎島金時芋金沢市農業協同組合金沢西警察署金沢(石川)
(松江局 昼のニュース)
隠岐の伝統行事 「牛突き」で大熱戦

隠岐の伝統行事「牛突き」で大熱戦。「牛突き」は鎌倉時代に始まったと伝わる。きのうは隠岐の島町で年に数回ある「牛突き」大会の中でも最も歴史が古く格式が高いとされる「八朔牛突き大会」が開かれ、合わせて14頭の牛が取り組みを行った。勝敗は片方の牛が戦意を失い逃げ出した時点で決まる。体重が約800キロある体格の良い牛同士の熱戦も繰り広げられた。

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八朔牛突き大会牛突き隠岐の島町(島根)
県エネルギー高騰対策 180億円余の補正予算案

エネルギー高騰対策へ 県 180億円余の補正予算案まとめる。県は9月の定例県議会を前にエネルギー価格高騰対策に重点を置いた補正予算案をまとめた。補正予算案にはエネルギー消費量が多い機械・金属メーカーの負担を減らそうとサプライチェーン(供給網)の中核を担う中小企業を対象に省エネ効果が高い設備の導入支援費用として9000万円、電力を大量に使う「特別高圧」契約企業への支援拡大に向け中小企業の一部を対象に加える費用として9570万円がそれぞれ盛り込まれている。このほか7月上旬の豪雨災害の復旧にかかる経費と今後の災害に備える費用として24億7490万円が計上されている。今回の補正予算案は総額181億円余、県は今月7日開会の定例県議会に提出へ。

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サプライチェーン
(富山局 昼のニュース)
入善町の特産品に 高校生らがとうがらし収穫

入善町では新たな特産品にしようと14年前から耕作放棄地でとうがらしを栽培していて、地元の農協や商工会、入善高校農業科と福祉作業所が参加している。今年も高校生たちが苗を育て、4月に植え付けた約400株のとうがらしが実り、今日は関係者約70人が参加して収穫作業を行った。とうがらしは2つの品種が栽培されていて、このうち「げきから」と呼ばれる品種は実の長さが10cmほど育っていた。収穫したとうがらしは福祉作業所で乾燥され、一味唐辛子やラー油などに加工して販売される。

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げきからとうがらしみな穂農業協同組合入善町(富山)富山県立入善高等学校
氷見市に伝わる農具「藤箕」の製作技術 児童が学ぶ

今日は氷見市に伝わる農具「藤箕」の製作技術を学ぶ体験学習が行われ、氷見市にある「西の杜学園」の6年生8人が参加した。「藤箕」は米と籾殻などをふるい分ける農具で、氷見市の論田と熊無地区に約600年前から伝わるとされる製作技術は国の重要無形民族文化財に指定されている。子どもたちは保存会のメンバーに教わりながら作っていた。保存会によると、昭和50年頃に安いプラスチック製の農具が普及してから藤箕の製作は急速に廃れ、実際に農作業に使う藤箕の今も作っているのは全国的にも少なくなっていて、この地区では職人が数人しか残っていないという。新型コロナの影響で縁起物として納めていた兵庫県の神社からに注文も激減するなど、苦境が続いている。

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(長野局 昼のニュース)
須坂の農園 巨峰の収穫始まる

須坂市の中村果実園では、巨峰が旬を迎えていて、枝にぶら下がっていいる房を一つ一つハサミで切り落として収穫を行っている。農園によると、今年の夏は平年に比べて高温だったため、ふだんより収穫時期が早まり甘いぶどうに仕上がっているという。この農園では美味しいぶどうを作る工夫として、1本の枝に1房だけを残すようにしているほか、余分な実を摘んでいるという。収穫したぶどうは農協を通して市場に出荷しているほか、ネット通販で注文を受けた人に配送している。

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(NHK NEWS WEB オススメ特集は)
父に会える場所 慰霊碑が忘れられていく

NHK NEWS WEB オススメ特集を紹介。今日は「父に会える場所 慰霊碑が忘れられていく」。記事には画面右側のQRコードからアクセスできる。堺市にある平和塔は戦争の犠牲になった市民が祀られている。昭和46年に堺市が建設した。戦争の犠牲者を悼む慰霊碑は、全国に1万6000以上あるが、老朽化という問題に直面している。堺市の平和塔も内部はヒビが入っていて、鉄骨が顕になっているところもある。塔の清掃活動を行ってきた家族会も高齢化によって、おととし解散した。生まれる前に戦士した父が祀られている78歳の男性はいずれ平和塔の存在が忘れ去られてしまうのではないかと不安を抱いている。こうした中、新たな形で慰霊碑を受け継ぐ取り組みも行われている。静岡市ではおととし、撤去された慰霊碑が三次元の立体的なデータとして保存されている。最新のデジタル技術で残すことも選択肢になるのではと、静岡県の担当者は話している。

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NHK NEWS WEB堺市(大阪)静岡市(静岡)
(福岡局 昼のニュース)
オスプレイ配備計画で説明会

陸上自衛隊輸送機のオスプレイの佐賀空港配備計画について、空港に近い柳川市で、市民を対象にした2回目の説明会が開かれた。九州防衛局・柳川市が今年5月に続いて開き、九州防衛局の江原康雄局長や、柳川市の金子健二市長が出席し、市民など約130人が出席した。柳川市は、佐賀空港から約4kmの距離にあり、九州防衛局の担当者は悪天候などの場合には、オスプレイが柳川市の上空を飛行することや、訓練や飛行計画は観光業に影響を与えないよう配慮することなどを説明した。参加者からは、夜間の飛行や編隊飛行した場合の騒音は大丈夫か、騒音問題が発生した場合に補償はあるのかなど質問が相次いだ。

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V-22オスプレイ九州防衛局佐賀空港日本放送協会柳川(福岡)江原康雄金子健二陸上自衛隊
「北斗の拳」で町おこし

福岡・岡垣町の波津海岸では、この時期北斗七星が柄杓で海水を汲んでいるように見える、世界でも珍しい「北斗の水くみ」を観察することができる。今回、北斗にちなみ、人気漫画「北斗の拳」のスマホゲームとコラボレーションした。観光協会の施設には、キャラクターの等身大のパネルなどが展示されている。また、地元飲食店などと連携し、キャラクターのラベルが貼られたクラフトビールなどの限定商品も開発された。このコラボ企画は、11月26日までの約3ヶ月間行われ、来月下旬からはスタンプラリーも行われる。

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豊作を祈願 早穂祭

福岡市の住吉神社で「早穂祭」が行われた。早穂祭は台風の多くなるこの時期に毎年開催されており、実のつき始めた稲を刈り取りって神前に備え、五穀豊穣を祈る神事となっている。

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