- 出演者
- 兼清麻美 坂下恵理 嶋田ココ
オープニング映像。
来月1日の防災の日を前に、三重県松阪市の警察署で「南海トラフ巨大地震」を想定した訓練が行われた。訓練は震度7の南海トラフ巨大地震が発生し、市内で建物が倒壊したり停電が発生したりしたという想定で行われ、署員約130人が参加した。
ウクライナから日本に避難している女性たちも参加してウクライナを舞台にした劇が今週末に名古屋で上演される。名古屋で活動する芸術集団「チアトルドーム」に参加しているウクライナ女性2人のうち、民謡のアドバイザーを務めるイリーナ・ドゥドニクさんは去年5月に日本に避難し、ウクライナのミュージカルスクールで教えていた経験を活かして公演に参加したという。主催するのは日本人の演出家ルチアさんで、ロシアの演劇大学を卒業し両国の文化に詳しいことから企画したという。公演は千種文化小劇場で9月2日・3日に予定されていて、収益の一部はウクライナの人たちのために寄付されるという。
北海道で行われた全国高校総体は茨城県勢の明秀日立高校が決勝で神奈川・桐光学園高校をペナルティーキック戦の末破って初優勝を飾った。茨城県勢の優勝は44年ぶりのことであり、JR日立駅前では市民への優勝報告会が行われ約1200人が集まるとともに、若田部礼主将は「日本一になることができて非常にうれしい」と振り返っている。応援団や吹奏楽部も集まって応援歌を披露して会場に訪れた人と優勝の喜びを分かち合っている。
筑波山の麓の筑西市の宮山では3.5haの畑に約100万本のひまわりが植えられていて、この時期にはあけのひまわりフェスティバルというイベントも行われている。ここのひまわりは東北八重ひまわりというもので、花びらが中心部まで幾重にも重なる姿が特徴となっている。今週末頃に満開を迎える予定となっている。フェスティバルは来月3日まで行われる。
上峰町には2019年にイオン上峰店が閉店しているものの、跡地約6万3700平方mの敷地を活用した中心市街地の活性化事業が進められていて、農産物直売所がここには設置される予定となっている。流線型の外見が特徴で、バーベキュー施設や観光案内所が設けられ、令和7年3月に開業予定という。運営を担う管理者は佐賀市などでフルーツ店を経営する果実工房 新SUNに決定している。
富山・高岡市では去年8月に男児が用水路に流されたとみられ、その約2週間後に海で遺体で見つかった事故が発生している。この事故を受けてガードレールの下の隙間にガードパイプというガードレールの隙間に取り付ける棒が設置されている。男児は1人で外に出て用水路に転落したと見られている。地元自治会や警察と連携して危険箇所を洗い出し対策工事を進めていくが、立野地区だけで16箇所で対策を行い、今年度は9カ所でチェーンの設置や防護柵交換を進めていく。
「NHK NEWS WEB」オススメ記事を紹介。22歳の記者が出生地の沖縄で親族の戦争経験を取材した。那覇市では祖父に案内されて防空壕の痕跡が残されたカフェを訪れた。また名護市の親族の女性は、当時13歳の友達・わか子さんが疎開船「対馬丸」に乗って亡くなったと話す。戦後、残されたわか子さんの父親が家系図を新たに作っていたことがわかった。少女の生きた証は父の筆で残されていた。
大山町の大山消防署の庁舎は、建設から47年が経過し老朽化していたことなどから、大規模な改修工事が行われていた。工事は今月完了し、今日は記念の式典が開かれ、町の関係者や地元住民など、およそ20人が出席し、新たに整備された施設を見学した。今回の改修工事では、女性職員の採用が増えていることにともない、女性専用の仮眠室・浴室・更衣室のほか、消火・救助活動で使用する装備を保管する専用の部屋が新たに整備された。また、大山消防署には、原発事故や生物兵器を使ったテロなどに対処するための特殊災害隊が派出されていて、出席した人たちは隊員が着用する防護服について説明を受けていた。
日南町生山にある日南病院は、8つの診療科を持つ日南町内唯一の医療機関。開院から60年あまりが経ち建物が老朽化しているほか、敷地の一部が土砂災害警戒区域に入っていて、建て替えが課題となっている。昨夜開かれた医療関係者や町民の代表などで作る、日南病院あり方検討委員会では、病院の事務局の担当者が新築移転する場合の候補地について説明した。この中で病院側は、交通の便がよく急病患者に対応しやすい生山地区か霞地区が移転先として望ましいとし他の出席者から反対する意見は出なかった。また、ベッド数について町の人口減少などに対応して、現在の99床から75床~60床に減らす方向性が示され、今後、議論を続けることになった。委員会では、来年2月をめどに中村英明町長に基本構想を答申予定。
長野・上田市では小学生が真田中央公民館を拠点に寝泊まりしながら合宿する通学合宿が行われた。19人がここには参加し、自立心を養うことが狙いとなっている。学校から戻るとボランティアの大学生に教わりながら学ぶ姿を見せていて、参加した小学生からは「自分で自分のことはやりたい」と話す様子を見せていた。
長野・岡谷市の岡谷美術考古館では、現在弥生時代の墳墓と見られている天王垣外遺跡から出土した勾玉や管玉などが展示されている。東京国立博物館が買い上げたものの、考古館がリニューアル10年を迎えるに当たって岡谷市で公開される形となった。勾玉は日本海側のひすいや石英を使ったものと見られ、管玉をネックレス上にしたものは糸を通す技術力が見られる。展示は来月18日まで行われる。
徳島・海陽町と高知・室戸市をつなぎ、線路と道路の両方を走ることが出来るDMVをめぐっては、今日1日限定で土佐くろしお鉄道の奈半利駅まで連結している。未完成の路線をDMVでつなげるという夢があるという声が来客からは聞かれている。出発の場所となった阿波海南文化村には抽選で選ばれた50人が集まり、普段は運行していない室戸から奈半利駅までをバスモードで進むことで四国の循環が実現している。1日限りながら阿佐海岸鉄道の大谷専務は今後の延伸も検討していると話している。
長崎の被爆者団体の代表が首相官邸を訪れて岸田首相と面会し、核兵器禁止条約の署名・基準や原爆症認定基準の緩和を要望した。岸田首相は、核兵器禁止条約については核保有国が参加していないことを指摘し、各国に条約への関与の働きかけを行っていく考えを示した。原爆症については、認定審査の迅速化などに取り組んでいくと述べた。両者の面会は例年は8月9日の平和祈念式典にあわせて行われるが、ことしは台風の影響で見送られていた。
鹿追町の陸上自衛隊・然別演習場で、おとといの演習で的を外れて行方が不明となっていた砲弾1発が捜索で見つかった。陸自は隊長名でおわびの声明を発表し、バズーカ砲の発射訓練で距離の設定に誤りがあったなどと説明している。
2018年の「胆振東部地震」から9月6日で5年となるのを前に、地震で発生した大規模停電を踏まえて、電池を搭載したハイブリッド車を電源として信号機を復旧させる訓練が帯広市内で行われた。車を電源として、1台の信号機に6日間程度電気の供給が可能。災害時には自動車販売会社などと連携して充電済みの車を借りる予定で、今後も訓練を重ねていくという。
自転車の乗車時にヘルメットの着用が努力義務化となったことに関連して、芦別市で市内の小学生に自転車用ヘルメットが配布されることとなり、市役所で市長から児童代表への贈呈式が行われた。警察官による着用方法の指導なども行われた。市内の2つの小学校で1年生全員に今年4月にすでに配布されており、今回の贈呈では2年から6年のうち希望者に配布される。
紀伊半島豪雨などを警察官が撮影した写真展が串本町文化センターで開催。来月5日まで。関係者は「防災への備えを高めてもらいたいと考えて実施している」などと話した。