「NHK NEWS WEB」の特集記事を紹介。患者の診療にあたる勤務医に、今月1日から休日や時間外労働時間の上限規制が適用されるようになった。北海道函館市の市立函館病院では、地域の他の医療機関に医師を派遣してきたというが、今年に入って派遣を縮小すると決めた。背景には救急対応の増加と医師の働き方改革がある。北海道松前町では週に一度の小児科医の派遣が打ち切りになった。松前町は総合診療医による診察などで凌ぐしかないとしている。医師の働き方改革と地方医療の維持の両立の実現について、自治医科大学の小池創一教授は「限られた医療資源をどのように使っていくかを社会全体で考える必要がある」などと指摘している。