今シーズン活躍した選手をたたえるプロ野球の年間表彰式「NPB AWARDS2024」。セリーグのMVPは最多勝など6冠を達成した巨人の菅野智之投手。4年ぶり3度目の受賞となった。菅野は昨シーズンけがの影響もあり自己ワーストの4勝に終わった。それでも今シーズンピッチングフォームを改良。すると開幕から勝ち星を重ねリーグトップの15勝。完全復活を遂げチームを4年ぶりのリーグ優勝に導いた。一方、パリーグMVPはソフトバンクの近藤健介。今シーズン、リーグ唯一の打率3割超えをマーク。首位打者とともにプロ13年目で初の受賞となった。新人王は両リーグとも投手が受賞。セリーグは巨人の船迫大雅。中継ぎで51試合に登板した28歳が球団最年長での受賞。一方のパリーグは球団初の新人左腕で2桁勝利を達成した西武、武内夏暉が輝いた。