高齢者の見守りサービスの市場規模(出典・シードプランニング)。年々、右肩上がりで2030年には381億円に拡大すると予想されている。NTTドコモなどはAIを活用した、新たな高齢者の見守りサービスを来週14日からはじめると発表した。都内に住む女性は北九州市で一人暮らしをする90歳の祖父を「ちかく」というサービスを利用して見守っているこの「ちかく」の特徴は高齢者のテレビに専用の端末を接続するだけ。端末のカメラにはAIが内蔵されていて人の体を検出して、部屋に人がいるかどうかがわかるようになっている。見守り側はスマホのアプリで高齢者が部屋にいるかどうかを知ることができる。そしてワンタッチで、テレビ電話に通じるという仕組み。開発したのは高齢者向けテクノロジーのスタートアップ企業「チカク」。NTTドコモと連携して14日からサービスを開始する。高齢者の起床や睡眠時間などの生活リズムを把握することができる。親が起きてこないなどの異変があった場合は知らせる機能もある。
見守りサービスには対話型のAIを使う企業も。ウェルヴィルではChatGPTとは違う対話型AI「ライフトークエンジン」を開発している。前もって利用者の情報を学習させておくことでその人に合った話題をアバターが振ってくれる仕組み。AIとの会話で収集された情報は健康日記帳に集約。会話の内容から体の異常などを発見するとアラートが出る。認知機能低下などの早期発見にもつながるという。
見守りサービスには対話型のAIを使う企業も。ウェルヴィルではChatGPTとは違う対話型AI「ライフトークエンジン」を開発している。前もって利用者の情報を学習させておくことでその人に合った話題をアバターが振ってくれる仕組み。AIとの会話で収集された情報は健康日記帳に集約。会話の内容から体の異常などを発見するとアラートが出る。認知機能低下などの早期発見にもつながるという。