4=9月の決算で過去最高の営業利益をたたき出したソニーグループは。今日、ユーザー向けのYouTube動画で、ソニーインタラクティブエンタテイメントの西野秀明社長が「プレイステーション5の廉価版を今月21日から発売する」と発表した。価格は7万円以上する現行モデルから1万8000円ほど安い5万5000円に設定。日本語専用モデルで日本国内での流通を想定している。2020年の販売開始以来、値上げを続けてきたが初めての実質的な値下げに踏み切る。SIEは「日本のゲームコミュニティーの更なる活性化が目的」とコメントしているが、関係者は二つの狙いを明かしている。1つめはライバルの任天堂が6月に投入した新型ゲーム機「ニンテンドースイッチ2」。販売開始から4ヶ月で過去最高のペースで1000万台以上売っており、現行価格より2万円安いスイッチ2の存在はプレステ5の脅威となっていた。関係者は「スイッチ2と並んで勝負する」と語っている。もう一つ、ソニーを悩ませているのが転売問題。円安を背景に、日本で販売したプレステが中国やロシアなどに低価格で流通していて正規の販売を阻害している。今回は日本語モデルにして、海外への転売を止める狙いがある。ソニーは強力なライバルと円安を背景にした転売を抑え込み、販売全体を伸ばしたい考えだ。
