テレビ東京・佐々木明子のリポート。米国・ニューヨーク郊外で今年6月にスタートアップ企業「Oishii Farm」が本格稼働させた植物工場を取材した。日本のイチゴを栽培している。メガファームではLEDライトを使い完全無農薬で育て、収穫は日本メーカーのロボットを使用。さらに水の循環システムを構築した。電力は太陽光発電で作られたものを使用している。最も重要なのはハチの管理でAIを利用したシステムを運用している。生産能力は農業用ハウスに比べ30倍以上という。Oishii Farm CEO・古賀大貴は、植物工場運営会社の中から自動車産業に匹敵するような会社が出てくる可能性が非常に高いコメント。取材した内容を振り返り佐々木によると、これまで環境負荷とされる要素を解決し、異常気象があっても安定した生産ができ、食の未来を守るような動きにもなっている。さらにニューヨークにあるということが重要で、世界で最も消費が激しい都市で運用することで輸出の際に生じるCO2を大幅に削減できると述べた。