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「SAMPSON」 のテレビ露出情報

福島第一原子力発電所で、初めて核燃料デブリの試験的な取り出しが行われてまもなく1か月。原子力規制委員会はきょう、その先の本格的な取り出しに向けて、どう安全を確保するか検討していくことを決めた。ただ先月の試験的取り出しで採取できたのは、総量の12億分の1。廃炉の過程で、これは一体何を意味するのか、原発の内部を取材。東京電力廃炉カンパニー廃炉コミュニケーションセンター・高原憲一副所長が案内。13年前、原発事故を起こした2号機。今も建屋のすぐそばでは、1時間当たり40マイクロシーベルトを超える線量が。1日この場所にとどまると、一般の人の年間の被ばく線量の限度を超えてしまう。原発事故では1号機、2号機、3号機で核燃料が溶け落ち、周りの金属などと混ざり合って、推計で総量880トンの核燃料デブリとなった。先月2号機で初めてデブリの一部が試験的に取り出された。取り出したのは、重さ0.7グラムのデブリ1粒。総量の12億分の1。
福島第一原発事故から13年半をかけて取り出すことができたデブリはごく僅か。現場はどんな状況なのか。2号機と同じ構造で、事故には至らなかった5号機の内部を取材。デブリがある格納容器内部へつながる貫通部。2号機では、放射線量が高く、人が近寄れないため、遠隔操作で作業が行われた。東京電力廃炉カンパニー廃炉コミュニケーションセンター・高原憲一副所長が説明。核の容器の中。上を見ると、核分裂を制御する金属製の装置やケーブルがいくつも並んでいた。2号機では、これらが核燃料と混ざり合って溶け落ち。格納容器の床部分に、核燃料デブリとなって固まっている。現在の計画では、2030年代初頭にデブリの本格的な取り出しを開始。事故から40年となる2051年までに廃炉を完了するとされている。これほど厳しい環境で、膨大なデブリをどう取り出すのか、具体的な方法も決まっていない段階。本当に計画どおりに廃炉を完了できるのか。高原所長は「格納容器の内側の状態が見えない中で判断をしようがない。知見がない。状況を把握したところでしっかり説明したい」と語った。テレスコ式装置について言及。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年7月30日放送 5:00 - 6:00 NHK総合
NHKニュース おはよう日本(ニュース)
廃炉について技術的な助言を行う国の専門機関が会見を行った。福島第一原子力発電所の廃炉最大の難関とされる核燃料デブリの取り出しについて、会見では具体的工法を東電がまとめた方針が公表された。新設備の建設や放射線量を下げる作業が必要で、準備に今後12~15年程度かかることがわかった。核燃料デブリ取り出しは当初2021年の開始を目標としていたが、実際は2024年に試[…続きを読む]

2024年11月7日放送 19:00 - 19:30 NHK総合
NHKニュース7(ニュース)
東京電力は、福島第一原発の核燃料デブリの試験的な取り出しが完了したと発表した。事故から13年半で初めて。事故で溶け落ちた核燃料と周囲の構造物が混ざり合った核燃料デブリは非常に強い放射線を出し続けている。ことし9月から、2号機で試験的な取り出し作業が行われてきた。細いパイプ状の装置を原子炉格納容器の中に入れ、先月30日には5ミリほどのデブリをつかみ、その後、格[…続きを読む]

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