終戦から78年を迎えた今日は犠牲になった約310万人の戦没者を慰霊する政府主催の全国戦没者追悼式が東京の日本武道館で開かれた。今年は新型コロナウイルスの感染拡大以降4年ぶりに47都道府県全てから遺族が参列する予定だったが台風7号の影響で10府県の遺族が参列を見合わせ参列者が午前11時半現在で1832人となっている。岸田首相は「戦争の惨禍を二度と繰り返さない、この決然たる誓いを今後も貫いていく」など話している。天皇徳仁は「終戦以来78年人々のたゆみない努力により今日の我が国の平和と繁栄が築き上げられましたが多くの苦難に満ちた国民の歩みを思うとき誠に感慨深いものがあります」などと述べている。参列者は式団に菊の花を手向け戦争の犠牲になった約310万人の霊を慰めたという。