「Shall we fight the FED?」をテーマに井上さんが解説。アメリカ市場では“FEDと戦うな”という格言があるがあえて戦うならという内容を考える。井上さんは、FEDの見通しについて見誤ることが多いとし、消費は底堅く推移するかや、賃金上昇は続くか、金融の引き締め過ぎにならないかという3つの誤りが生じるポイントがあるなどと解説。中立金利はあがっているのに自然利子率が下がっており実質中立金利が上がったという判断をするのは早計だなどと指摘した。井上さんは、これらの見通しをFEBが見誤った場合は金融の引き締めすぎになるとし、マーケットがFEDを信用するだけでなくたまには戦う(調整する)必要があるなどとのべた。