日銀は金融政策決定会合で政策金利を0~0.1%で据え置きすることを発表し、日銀は現在月6兆円程度としている国債の購入額を減らす方針を示した。日銀は2013年から大規模な国債の購入を開始して長期金利を下げていたが、植田総裁は物価や賃金の上昇から減額する方針を打ち出した一方で、具体策の決定は先送りにした。次回7月会合で今後1~2年程度の減額計画を決定するとみられる。長期金利は5月末には1.1%に上昇していたが、日銀の発表をうけて一時0.915%まで低下した。金融引き締めが先送りになり日米金利差が開いたままになると予想され円相場は1ドル158円台まで円安が進行した。植田総裁は7月の会合での短期金利の利上げの可能性については否定していない。