アメリカで雇用指標が引き続き見られたことなどを受けてアメリカの利上げ観測が後退し、東京市場では自動車株やインバウンド関連株が積極的に買われた。今日午前のマーケットでは処理水海洋放出を巡って中国との関係が悪化していることなどから乱丁な上下関係があったが、市場関係者から悲観すべきでないとの意見から陸運株の上昇が目立つなどした。トヨタは現在2%を超える大幅続伸で、半導体不足の不足解消などが進んでいることから堅調な動きとなっている。一方で証券株は売り注文が多く、日本株の売買手数料無料化の報道を受け、競争激化の見方から売りが集中している。