球団の期待通り、1年目からリリーフの柱となった宮西尚生。2016年には、栗山英樹監督のもとで日本ハムが10年ぶりの日本一に貢献。2017年にはWBC日本代表にも名を連ねた。輝かしい野球人生を送ってきた宮西にとって、今季スタートからシーズン半ばまで2軍生活を送ったのは初めてのこと。その経験がプロ17年目にして宮西を変えたという。2軍スタートと聞いた時は悔しかったという。今までのプライドは全部してて、新しいことにチャレンジして楽しく終わろうという考えに変わったという。野球というより人間性が成長できたという。積極的に後輩とコミュニケーションをとり、自らも吸収できるものはとことん吸収していったt。そんな宮西の変化に同じリリーフの後輩は、「雲の上の存在。いい意味で同じ土俵で喋らせてもらってる」などと話した。宮西のチームを思う気持ちは1軍に上がってからも。1軍に上がって始めに思ったのはチームとしてまとまってること。リリーフはベンチではない違う場所で待機していて、試合で完投とかすると違うところから合流するがチームの状態も良く雰囲気もよかったので、リリーフで「俺等も一緒に戦っていた」というアピールをしようと肩組登場が始まったという。ホールドはプロ野球で途中からの記録で、比べられるのは昔は嫌だったという。だが500ホールドとれば文句言われないのではと心のなかで決めているが、流石に厳しいかなと考えている。400を超えてこれからのリリーフの選手が目指してくれればいい数字にちょうどなったと思っており、このチームで日本一を取りたいのが最後の目標だという。