「SUPER GT」第5戦が週末に行われた。市販車をベースにしたレーシングカーによるバトル。舞台は真夏の鈴鹿。気温35度、路面温度52度と超過酷なコンディション。トヨタ、ホンダ、日産の国内三大メーカーが繰り広げるバトルは後半戦の幕開け。ここまで絶好調なのはトヨタ勢。開幕から4戦全てを制覇。しかし第5戦では状況が一変。成績上位に課される重り「サクセスウェイト」により、同じ車が連続して好成績を残すことが難しくなる。レースをより面白くするルール。GT-500 ドライバーランキング首位を走る1号車のTGR TEAM au TOM’Sには100kgものハンディ。決勝のスタート順を決める予選で速さを見せたのはサクセスウェイトのハンディがないホンダ勢、ARTAの16号車。堂々のトップタイム。ステアリングを握った24歳の佐藤蓮は自身初のポールポジションを獲得し「全力で戦う」などとコメント。2番手には日産 NISMOの23号車。ハンディの重りは18kgと軽め。38歳、エースドライバーの千代勝正は逆襲を誓い、「GTは何が起こるかわからない」などとコメント。
決勝、ホンダと日産はトヨタの牙城を崩せるか。レース序盤、ホンダの16号車のドライバーは鈴鹿を得意としている大津弘樹。トップを譲らない走りを見せる。レースが動いたのは19周目、トップを走るホンダ16号車と2番手につける日産の23号車が同時にピットイン。日産の23号車がピットワークの速さで上回り、トップを奪う。最終盤、日産の23号車、エースドライバーの千代勝正は意地の走り。ここで2番手に上がってきたのがトヨタの14号車。67kgものウェイトを背負いながらも猛然とトップに迫る。それでも千代は譲らず、日産 NISMOの23号車(千代勝正、高星明誠)が灼熱の鈴鹿を制した。待望の今シーズン初優勝。千代は「非常に嬉しい」、高星は「今回の優勝に満足することなくやっていきたい」などとコメント。次戦のSUPER GTは9月末に宮城県のスポーツランドSUGOで行われる。
決勝、ホンダと日産はトヨタの牙城を崩せるか。レース序盤、ホンダの16号車のドライバーは鈴鹿を得意としている大津弘樹。トップを譲らない走りを見せる。レースが動いたのは19周目、トップを走るホンダ16号車と2番手につける日産の23号車が同時にピットイン。日産の23号車がピットワークの速さで上回り、トップを奪う。最終盤、日産の23号車、エースドライバーの千代勝正は意地の走り。ここで2番手に上がってきたのがトヨタの14号車。67kgものウェイトを背負いながらも猛然とトップに迫る。それでも千代は譲らず、日産 NISMOの23号車(千代勝正、高星明誠)が灼熱の鈴鹿を制した。待望の今シーズン初優勝。千代は「非常に嬉しい」、高星は「今回の優勝に満足することなくやっていきたい」などとコメント。次戦のSUPER GTは9月末に宮城県のスポーツランドSUGOで行われる。
