パリ五輪の新競技「ブレイキン」。国際大会で、男女ともに日本人選手が活躍するなか、去年頭角を現し、五輪代表候補に名のりをあげたのが高校3年生のISSINだ。現在、日本勢二番手についている。8歳の時、見学に行ったダンス教室で、ブレイキンに一目惚れしたという。ブレイキンは、大きく4つの動きで構成されていて、ISSINは、そのうちのパワームーブを得意としている。ISSINのオリジナル技「不思議エアー」は、エアートラックスの途中に腕を逆に振って、タメを作り、よりダイナミックに見えるように進化させている。来年始まる五輪予選シリーズで、出場権の獲得を狙う。パリ五輪のブレイキン男子日本代表の出場枠は、最大で2つで、現在、Shigekixが内定している。ISSINは、竹口正範フィジカルトレーナーのもと、体を大きく見せる関節の可動域の広げ方などの肉体改造に取り組んでいるという。