ニューヨーク・コミコン2025の紹介。コスプレしたファンが来場。アメリカではアニメ、マンガ市場は拡大。ウォルマートが出店、グッズ販売やマーベルなどと制作した限定コミックを配布。ライブコマースイベントを配信するなど独自の戦略でファンを呼び込んでいた。ウォルマート・コレクティブル部門責任者・マヤンク・ハジェラ氏は「とてつもないエネルギーを感じる」「信用、利便性、素早い配送などウォルマートの強みをこの業界に持ち込み」「マンガ・アニメを愛する人たちが集う場所として選ばれる存在になりたい」と話す。ウォルマートはコミックなどの売買サイトと提携、自社サイトで検索・購入が可能にした。関税によるインフレ懸念で消費減速の不安が常に付きまとう中好きなものへの消費を惜しまないコアなファン層が集うマーケットを新たな収益源に育てたい考え。日本からはソニー銀行が出店。「スプーキッズ」(YouTube登録者数600万人超)を6月ソニー・ミュージックが権利取得、ITビジネスを強化している。ソニーグループ内で連携し、人気キャラクターを通して客と接点をもつことでソニー銀行にとっても長期的なビジネスチャンスにつながるとみている。ソニー銀行DX事業企画部・明石智哉さんは「ソニー銀行を好きになってもらいサービスを使ってもらう」と話す。
