去年生まれた子どもの数が75万8631人で過去最小となった。前田産科婦人科医院の収入の多くは分娩費用で出産の数が減ったことで去年の赤字額は数千万にのぼったという。分娩を扱うクリニックも10年間で全国で388減ったという。政府は児童手当の拡充や妊娠出産時の10万円給付を盛り込んだ関連法案を今国会で成立させる方針である。財源として医療保険料に月平均500円弱を上乗せして徴収するなどとする政府の説明に野党から批判が噴出した。加藤大臣は子ども1人あたりの給付額が0~18歳の間に約146万円プラスになるとメリットを強調した。しかし高校生の扶養控除縮小の影響を反映していない。