先週、オリンピック連覇を目指す平野歩夢選手の公式ドキュメンタリー「AYUMU」が公開された。先月17日、ワールドカップ第5戦の最中に負傷、骨盤や鼻など複数箇所の骨折、打撲を負った。フランスの記者は「歩夢は有能な選手で、ミスをあまりしないのでびっくりした」とコメント。全日本スキー連盟は「骨折はずれがなく大きな範囲ではないので、腫れと痛みが引き次第、練習を再開する」と発表。今週水曜、平野自身も「今持てる力を出し切りたい」と出場に意欲を見せた。オーストリアの記者は「彼がメダルを獲得したら夢物語」などと話していた。フランスの記者は「肉体的なものより精神的な影響が心配」と指摘。アメリカの伝説的なスノーボーダー、ショーン・ホワイトは「ケガをしても同じトリックに挑んでいる。精神の強さを感じる」と証言していた。平野の兄・英樹さんも「日常で小さな自信をつけることを結構やっている。誰よりも一番なんだということを自分の中にインプットしている」とメンタル面の強さについて証言した。平野自身は2017年に左膝靭帯損傷した後のインタビューで「ケガから復帰したらどうやれば成功になるのかまた1から100になるまで見直す。逆に行ったらケガしなければできないイメージかも知れない」と話しており、翌年の平昌五輪では史上初となる連続4回転の成功で2大会連続の銀メダルを獲得。4年後の北京五輪では金メダルを獲得した。5日後に男子ハーフパイプ予選が開幕する平野は「常に強くなっていたい気持ちだけを支えに生きているのかな」と話していた。
