国交省の有識者会議に参加した流通経済大学・矢野裕児教授は料金についての議論は行われていないと説明したうえで、「荷物を受け取る時に宅配業者がお金をどう受け取るか処理が非常に難しい。手間がすごくかかったら、わざわざそれをもらう意味があるのか。宅配業者としてはやりづらいのが現実」と話した。配達方法で料金の差をつけるかについて国交省は「事業者が決めること」との立場。Trasaburou・松本さんは「ある程度の基準を国の方で決めた方がトラブルとかは起きないかな」と話した。政府は置き配のトラブル対応をまとめたガイドラインを作る方向だが、置き配をいかに推進していくか、環境整備に向けた議論も求められている。
