アメリカのトランプ大統領は中東歴訪の最初の訪問国、サウジアラビアのリヤドに到着した。サウジアラビアはトランプ大統領が1期目にも初めての外遊先に選んだ国で、ムハンマド皇太子との会談のほか、アメリカとサウジアラビア両国の投資家を集めた会合に出席し、演説する見通し。ムハンマド皇太子は今後4年間で6000億ドル、日本円にしておよそ88兆円規模のアメリカへの投資計画を伝えていて、今回の会談でも投資の拡大や経済分野の連携強化について議論が行われる見通し。また、ガザ地区の情勢など、中東地域の課題をめぐり、アラブの中心的な存在でもあるサウジアラビアとの間でどのような意見が交わされるのかも注目される。