UCC上島珈琲は水素の熱で焙煎したコーヒーの量産を開始している。静岡・富士工場には大型水素焙煎機・ハイドロマスターが導入され、水素は燃やしても二酸化炭素を出さず、火力の柔軟な調整が可能であることでこれまでよりも味も良くなるという。天然ガスよりもコストがかかることが懸念される中での挑戦となったが、良質な味を受けて本格生産に着手する事となったといい2030年ごろまでに年間5億杯分の生産を目指していくという。UCCジャパンの上島昌佐郎社長は「水素社会の実現に向けて少しでも貢献できれば」と話している。
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