国連と農林水産省、UCC上島珈琲、丸紅の4者は共同でアフリカのタンザニアでコーヒー生産の新たなプロジェクトを開始することがわかった。4者はコーヒー豆の生産に伴い、大規模な森林伐採が進んだタンザニアで自然の再生と生産技術などの支援などを通じて、持続可能なコーヒー豆の生産につなげる狙い。国連と日本の官民が連携するこの枠組みは、去年4月のG7農相会合で世界の小規模農家を支援する目的で創設されたもので、今回が第1号案件になる。農水省は3億4000万円の予算をすでに確保していて、企業と共同で資金を拠出しグローバルサウスとの連携を強化していく考え。