競輪男子の太田海也選手は、今年2月のネーションズカップで自身初の金メダルを獲得したパリ五輪金メダル有力候補。太田選手は元々ボート競技のオリンピック候補選手だったというが、大学1年生の時に世界トップ選手との体格差から挫折。そんな時に出会ったのが太田選手の地元・岡山のサイクルショップ店主の恒次智さん。恒次さんは太田選手にロードレースの大会に出てみないか誘ったという。太田選手は初出場で優勝し、ヤンググランプリ2023でも優勝。競技開始から3年で若手No.1に登りつめた。また、太田選手は「鬼滅の刃」の主人公・竈門炭治郎の台詞「心はどこまでも強くなれる」という言葉を大切にしているとのこと。