金原は総括に、食べるのは好きなのに、魚の置かれている環境については、あまり考えたことがなかった。地球温暖化や乱獲の問題も、そこまでとは思っていなかった。畜産とは違い、生きる場所が違う魚の研究は、気が遠くなるような道のりだったに違いない。だがしかし、池見さんはその過程について、試行錯誤について、朗らかに語ってくれた。刻一刻と変化する海の環境と向き合い続け、消費者の食卓のため、水産の未来のため、変わることを恐れるのではなく楽しみながら、新しいことに挑戦し続けるウミオスの姿は変化に慄く全ての人の心の支えになるだろう。とした。
