ソニーフィナンシャルグループ・石川久美子さんが電話で解説。ドル/円予想レンジ:153.00円〜155.70円。米国ではシカゴ連銀全米活動指数やダラス連銀製造業活動指数などの発表はあるが、あす、あさっての重要指数発表ラッシュを前に指標に対する反応は限定的。地政学要因による急変に要注意。注目ポイント:地政学リスクによるボラティリティー上昇。グラフ「ドル円予想変動率:1カ月物、1年物」。「ドル円相場の“4つの変数”:1・米国の金融政策→次の“利下げ”は?、2・日本の金融政策→次の“利上げ”は?、3・トランプトレード→次期政権の政策の影響は?、4・地政学要因→ウクライナ情勢、米中関係など」。グラフ「IMM通貨先物円ポジション(投機筋):円ロング、円ショート、円ネットポジション」。グラフ「VIX指数」を紹介。石川さんは「トランプ次期大統領は、戦争はしない方針を貫いているため、ドル円相場では有事のドル買いに至っていない。今後も地政学要因由来でリスクオフの円買いの場面は増えてくる可能性がある」などと話した。