きょう注目するのは”人間関係リセット症候群”。SNSアカウントを突然削除したり、築き上げた人間関係をリセットしてしまう心理状態を表した用語になる。ここ数年ネットを中心に話題となっている。SNS上では「仲の良い友人らに切られて傷つく前に節目で自分が全員切る」「転職など新しい場所に行くと人生をやり直せるような気がしてリセットを繰り返しちゃう」との声が。調査ではリセットした・したいと思う人がいるは30%超。更に30代・40代が4割超という結果も。人間関係の心理学に詳しい公認心理師・川島さんが解説。こうした言葉が広がっているのはSNSの普及が大きな原因の一つだという。SNSは繋がるか切るかボタン一つで出来てしまう。更にブロックなどリセットが周りに伝わりやすい特徴がある。特に年末は大掃除などと絡めて人間関係をリセットする人が増えるという傾向も。リセットを繰り返す人の特徴は”あいまいさ耐性”が低い。要するに曖昧な状態が受け入れられないということ。不安になるくらいなら切ってしまえという状態になる。癖になっている人は気を付けた方が良い。対処法として一度冷静になることが重要。オススメの考え方はお寿司。寿司ネタみたいに何でも自分のこと肯定してくれたり美味しいことばかりだと楽しいけれど物足りなくなってしまう。ピリッとくる変な人であったり変なトラブルぐらいであればどうにかして楽しもうと気持ちを持つことが大事。人間関係はどんなに頑張っても相手にリセットされてしまうことがある。そこまで自分が関わってしまうと自分が持たなくなってしまうので自分の人生に集中していくっていう割り切りが必要とのこと。
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