先週、オーストラリアの議会は16歳未満の子どものSNS利用を禁止する法案を可決した。国レベルで子どものSNSの利用を禁止するのは世界初となる。16歳未満のSNS利用を禁止する法案で対象となったのは、XやTikTok、インスタグラムなど。違反をした場合、利用者に罰則はないが、SNS事業者には厳格な年齢確認が義務付けられていて、最大で約50億円の罰金が科されるという。この法案は子どもが有害コンテンツにさらされるのを防ぐことが狙いだが、反対派からは「子どもたちを孤立させ、闇サイトに追いやるだけだ」などと批判の声もあがっている。法案は成立後来年1月から1年間の試験的な運用に入り、その後正式に禁止措置が始まる見通し。スタジオでは「大人がSNSの危険性を理解していないと子どもに注意できない」や「国がSNSの禁止を決めたのは大きいこと」、「利用者のリテラシー強化を国でもプラットフォーム側でも行っていくべき」などの意見があがった。
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