小泉進次郎農水大臣はきのう随意契約の備蓄米の販売期限を延長すると正式に発表した。現在は2025年度産の新米が店頭に並ぶ時期でもある。山梨の米生産者三井代表は異常気象で取れ高が見通せない中収穫を開始、「いま見ているかたちだと収量は少し落ちる印象だが様子を見ている」となどしたが2月ぐらいから業者から連絡があり8月にも問い合わせが続いている状況で例年に比べ増えているとのこと。2025年産のコメを求める動きは都内にもある。有明ビッグサイトで行われた2日間で1万人以上のバイヤーが見込まれる商談イベントでも価格が議題に上がり新潟県の村山代表「1kg1000円は超えちゃう」などとした。JAが農家へ前払いの概算金は全国各地で高騰、その中での備蓄米延長の影響について小泉農水大臣は「もともと8月までのものなので随意契約の備蓄米はやめると言ったらさらなる高騰のトリガーを引いてしまう」とし高騰を防ぐ効果があると自信をみせた。今月までとされた備蓄編みは1カ月をめどに延長、今後引き渡す米についてもその後1カ月以内に販売するよう求める。生産者小林社長は「備蓄米があるとコメが動きがだんだん鈍り(新米の)価格が下がっていくのではないか。今後備蓄米がなくなって新米の価格は高騰していく」、次のポイントの年末に見える収穫量については「市場にコメが溢れているかどうか、溢れてくると思うのでちょっとずつ落ちてくるとは思う」とした。
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