栃木県下野市に住む60代の男性に個人投資家を名乗るアカウントから投資授業をやっているとメッセージが送られてきた。男性がアカウント名をインターネットで検索すると動画投稿サイトYouTubeで同じ名前で投資について解説する動画が見つかり男性は出演している人物がメッセージを送ってきたと思い込んでしまった。その後、男性は動画の出演者のアシスタントだと名乗る人物と連絡を取り、求めに応じて投資を行うとするサイトに登録し600万円を送金した。サイトでは当初、利益が出ているような表示があったが2週間後に突然アクセスできなくなり、お金をだまし取られたという。最近、SNSでの勧誘がきっかけとなる投資名目の詐欺などの被害が急増している。警察によると今回の投資授業といった誘いもだまし文句の1つと見られる。また詐欺グループはもうかったとあなたを安心させたうえで現金をだまし取ろうとする。大切な財産を守るためにも投資名目の誘いに乗る前にまずは家族や警察に相談するように。