テーマ「東大赤門が倒壊機器…寄付も」。東京大学の赤門は、2021年、屋根瓦や耐震性能の調査を行ったところ地震や強風で倒れる可能性があることが判明。そのため、2021年2月から赤門を閉鎖。赤門の前には近づけないよう柵が設置され、立入禁止となり開かずの門に。屋根瓦部分にはネットが張られている。そうした中、2027年に赤門復活を目指すプロジェクトが発足。寄付が呼びかけられている。国からの交付金は教育研究などが優先。赤門の改修は後回しとなり、資金が足りていないという。これまでに約2億3000万円が集まっているが、目標の10億円にはまだ足りていない。寄付をした人には新しく設置する赤門の新瓦に寄付者の名前を記載する謝意が用意されているという。東大の改修事情を巡っては生物学の研究拠点・理学部2号館も老朽化が深刻となっている。