きのう打ち上げられた「みちびき5号機」を載せたH3ロケット8号機。約25分後に2段目のロケットのエンジンが予定より早く燃焼停止するトラブルがあり、打ち上げは失敗となった。きょうJAXAが、文部科学省の部会で状況を明らかにした。打ち上げ失敗に波紋が広がっている。来年度には、みちびき5号機を含むGPS衛星を7機体制で運用する計画となっているが、スケジュールの見直しは避けられない見通し。影響は日本の主力ロケット開発そのものにまで及ぶ懸念がある。H3ロケットは現在、日本で唯一打ち上げ可能な主力ロケット。きょう政府が決定した宇宙基本計画の工程表では、H3ロケットは今年度中1回、来年度少なくとも5回の打ち上げが予定されているが、今回の失敗の原因究明や対策が長引けば、計画変更を余儀なくされる可能性がある。
