昨日午後2時頃、SNSで「三井住友銀行」のワードが増加した。三井住友銀行から「入出金を規制させていただきます」といった冒頭のメールが届き、開くと「~などのメールは詐欺です」などと続いており、詐欺を注意喚起するためのメールであった。本文には「当行から入出金規制・不正利用等と不安を煽るメールを送り、文中のリンクからログイン画面に誘導することはない」とし「詐欺メールの実態を理解いただくため、実際の詐欺メール同様の文言を一部に記載している」とある。最初に発案した。偽サイトに誘導しIDなどを盗む詐欺メールは銀行を騙ったものが増えており、全国銀行協会でも注意喚起が行われている。詐欺メールの手口には口座の一時利用停止、設備ロックの誘導、不正アクセスの探知などを騙り、貼り付けた偽のリンクへ誘導するものとなる。かつてはAmazonなどネットショッピングを騙った詐欺メールが多かったが、最近はインターネット専用銀行の増加やスマホで口座を開設できることから、銀行やクレジットカード会社を騙る詐欺メールが多いという。PayPayなどのスマホ決済系詐欺メールやANAなどの旅行系詐欺メールが増えている。警察庁はメール内などのリンクはクリックせずサイトをお気に入り登録したり正規アプリを活用したり、携帯電話会社が提供するセキュリティー設定の利用やパスワードを使い回さないことを呼びかけている。