人が作業する空間に適用するAIなどを搭載したヒト型ロボット。国内でも、さまざまな企業が開発を進めている。今日東京・江東区で開幕した日本最大級のロボットの展示会「ロボデックス」。物流業や製造業などで活用されるロボットの関連企業、およそ1800社が参加している。多くの人が集まっているが皆さんの視線の先にはヒト型のロボットが並んでいる。中でも注目されていたのが、ヒト型ロボット。紙を折って箱にし、ボトルをこん包していく。手のパーツは変えられるためあらゆる製造現場のニーズに応えることができる。開発したカワダロボティクスの寺崎清営業課長は「人が使っているスペースをそのまま使える点や、機会自体を改造せずに伝える点が受け入れられている」と話していた。すでに一部の製造業では実用化し、人と一緒に作業を行っていて、ここ1〜2年で企業からの問い合わせも急増している。世界のヒト型ロボットの市場規模は2050年に5兆ドルに達する見込みで競争の激化も予想される。今日、ロボット開発のスタートアップ、ドーナツロボティクスが開発した「cinnamon1」。手を挙げて呼び込むジェスチャーをするとロボットが近づきストップをかけると、ロボットも停止。何か見たい画像と言語を同時に処理するAIモデルを独自に開発し、人の手振りや動きで指示を理解し自立的に動くことができる。空港や建築現場のような周囲が騒がしく、声の届きにくい場所でも操作が可能。さらにヒト型ロボット自ら犬型ロボットに指示を出して現場監督のような役割、サインを出し、指示をすることもできる。1体1~2000万円程度で売り出し今年の夏には、建築現場などへの本格導入を目指す。小野泰助社長は「いずれ人型ロボットはすべての産業を飲み込んでいくだろう」と話していた。
