巨大IT企業を規制する法律「スマホソフトウエア競争促進法」について解説委員・神子田章博が解説。スマートフォンで利用するアプリなどのソフトウエアを巡る企業間の競争を活発にさせていこうという法律。スマートフォンの基本ソフトOSの国内シェアはグーグルのアンドロイドとアップルのiOSの2つで独占されている。そのことで企業間の競争が行われにくくなっている。新しい法律は基本ソフト、アプリストア、ブラウザー、検索エンジンの4つの分野を規制の対象としている。公正取引委員会が2社と取引先のアプリ開発業者から話を聞きながら問題行為があれば改善を求めていくとしている。同様の規制が導入されたEUではアプリストア市場にマイクロソフトなどの大手企業も参入を表明している。