物価高が続く中、街の人たちにことしのクリスマスプレゼントの予定について聞いてみた。まず子どもたちにプレゼントに何が欲しいのか聞いてみた。大手おもちゃメーカーが先月、600人の親を対象に行った調査ではことしのクリスマスプレゼントにかける平均予算は8138円。去年より420円が上がって3年ぶりに8000円台となった。街では親の複雑な気持ちも聞かれた。日本玩具協会などが開いたクリスマス向けのおもちゃの発表会。日本おもちゃ大賞で入賞した40点余りから保護者の投票で第1位に選ばれたのがAIの学習機能を搭載したパソコン型のおもちゃ。子どもの得意、不得意に基づいて学習メニューを提案する。デジタル技術を活用したおもちゃはことしのトレンドの1つ。こちらは通信機能を使って友だちどうしで絵文字をやり取りするおもちゃ。知らない大人とはつながらないようおもちゃを接続した相手とだけ通信できる仕組み。日本玩具協会の前田道裕会長は、デジタルにリテラシーがあることは当然望ましいという点で、子どものうちから慣れておきたいという保護者の気持ちの表れだと思うと話した。