都内で行われた性的マイノリティーの人が働きやすい環境を考えるイベント「work with Pride2024」には各企業の人事担当者や性的マイノリティーの当事者らが参加した。このうち高島屋グループからは11月22日のいい夫婦の日の夫婦をひらがな表記にし、夫と婦人という意味合いを消したポスターにして貼ったなどの取り組みが報告された。またJR東日本からは休養室を大部屋ではなく個室にしたことや男女の性差がない制服などが紹介された。同性カップルにも配偶者手当などを認める企業が増えているが、登壇した当事者からは「上司に言いだせない人もまだ多い。カミングアウトを壁と感じないような風土作りも必要」といった声も上がっていた。