- 出演者
- 池上彰 宇賀なつみ 松嶋尚美 伊集院光 チャンカワイ（Wエンジン） カズレーザー（メイプル超合金） 堀田茜 影山優佳
世界に広まる日本の学校教育スタイルを紹介。ハンガリー の小学校ではそろばんを使用。算数の先生がテレビで見たことがきっかけで見よう見まねで作成。そろばんの普及活動を始めたところ瞬く間に広がり多くの小学校で使われている。アフリカの小学校では運動会が増えている。アフガニスタンではランドセルが人気で19年間で約27万個のランドセルを配送している。エジプトの小学校では掃除や学級会など日本式の教育モデルが取り入れられている。称賛の声がある一方、欧米などでは「児童労働・虐待だ」「清掃員の仕事を奪うな」などの批判の声もある。
海外でブームの意外な日本食を紹介。ブラジルでは日本式のメイド喫茶が大繁盛している。またとんかつ専門店の味噌カツも話題。イギリスではカツカレーの日があるほどカツカレーが人気。カップ麺などのカツカレー味なども登場しているが、カツカレーポリスもいる。韓国ではとんかつにキムチなどをトッピングして食べるのが大流行。パリでは日本の弁当が人気で「BENTO」という言葉も定着している。リヨン駅では駅弁がブーム。ナイジェリアでは偽者が出回るほどサバ缶が大人気。オーストラリアではスシロールと呼ばれる巻き寿司が人気で専門店も存在する。SUSHIドーナツもインスタ映えすると話題となっている。
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- InstagramSUSHIドーナツいなりずしお好みとんかつたこ焼きイギリスオーストラリアカツカレーカツカレーの日スシロールナイジェリアパリ（フランス）ブラジルラーメンリヨン駅外務省天ぷら寿司愛知県農林水産省韓国
世界中の寿司店で日本人寿司職人の争奪戦が起きている。アメリカ・ロサンゼルスでは月額100～150万円の求人もある。寿司職人の養成学校も海外に出稼ぎに行こうという若者たちが殺到している。今アメリカではシイタケやこんにゃくがブームとなっている。こんにゃくは特にヴィーガンに人気がある。和食が人気なのは日本発祥のうま味が関係している。うま味マニアのヴァンサンさんは出汁のために自分で濾過装置を作るほど出汁にこだわっているという。
香港の朝ご飯の定番は「出前一丁」に目玉焼きとスパムを乗せたもの。出前一丁は国民食と言えるほど人気で種類も豊富。他にも卵かけご飯もブーム。日本産の卵だけを使った食堂「米気」は常に満席。
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- たまご園スパム出前一丁出前一丁 スパイシーXO醤海鮮味出前一丁 カレー味出前一丁 サテー（マレーシア風 焼き鳥）味出前一丁 スパイシーごまラー油味出前一丁 スパイシービーフ味出前一丁 スパイシー海鮮味出前一丁 チキン味出前一丁 ローストビーフ味出前一丁 九州豚骨味出前一丁 北海道味噌豚骨味出前一丁 東京醤油豚骨味出前一丁 柚子胡椒豚骨味出前一丁 海鮮味出前一丁 激辛豚骨味出前一丁 黒にんにくオイル豚骨味出前一丁ごまラー油外務省究極のTKG米気農林水産省香港（中国）
世界一の親日と言われる台湾では看板に日本語が多く使われている。若者の間では会話に日本語を混ぜるのが流行。台湾で大ヒットしている日本食はカップ麺。日本製品は安全で美味しいと評判。ハワイでは丸亀製麺がブーム。「丸亀製麺 ワイキキ店」は世界一の売り上げで連日30分待ちが当たり前。海外にある日本食レストランは10年で約3倍になったが、2013年に和食がユネスコ無形文化遺産に登録されたことがきっかけ。またアニメブームも増えた理由の一つ。
韓国ではハイボールが大人気。日本産のウイスキーの輸入は5年で約7倍に急増している。日本式の注文の仕方も人気。「おまかせ」という注文の仕方は世界では珍しいこと。日本語の発音そのままで流行している。今韓国では柴犬も大人気。一方、韓国では25年前まで日本文化が禁止だった。日本文化が解禁さ た1998年、韓国で最初に上映された日本映画は北野武監督「HANA-BI」。
韓国の日本マニアを紹介。日本の鉄道マニアのチョンさんは日本の鉄道の魅力を広めるため鉄道模型ショップを経営している。日本映画マニアのキムさんは「日本映画は感情を抑制して微妙なニュアンスで雰囲気を表現している」と話す。東野圭吾マニアのパクさんは表紙や帯が違うものは全て集めている。YouTubeなどで東野圭吾の本を紹介し、韓国のプロ作家に講演会を開くほどになった。対立していた日韓関係は大統領が代わり良好になりつつある。韓国では日本の警察を見習いDJポリスを導入した。一方、友好的なユン・ソンニョル大統領だが韓国では賛否両論となっている。世論調査では韓国政府の対日政策を評価しないという韓国人が増えている。
インドでは国民的スポーツ・クリケットがロサンゼルス2028オリンピックで追加競技に決定に歓喜に湧いた。例年10月末から11月初めがお正月「ディワリ」で、この時期は爆竹の使用は禁止になっているがほとんどの人はおかまいなしだという。そんなインドでは「クレヨンしんちゃん」が大人気。文化にあわせてインドでは言葉遣いが丁寧になっている。またインドで人気の日本食はカレー。近年、日本のカレーのお店が続々とオープンしている。インドのカレーは一般的にサラサラだが、日本のカレーのとろみが好評だという。日本のカレーは「世界の伝統料理ランキング」で1位にランクインするほど世界で大人気。
折り紙マニアや合気道をマニアなど、インドの日本のマニアを紹介。宇宙に送られるアンテナの折り方などは折り紙の技術が使われている。インドは経済発展を続けており、2027年には名目GDPでインドなどに抜かれて日本は5位なるとみられている。インドの経済が急成長しているのには人口が多いことや国民が若いことが背景にある。インドの人口ボーナス期は2050年まで続く見込み。
今タイで話題になっているのは中東情勢。イスラエルには約3万人のタイ人出稼ぎ労働者がおりハマスの外国人人質の最多はタイ人。2021年オープンの「原宿タイランド」は東京ドーム4つ分の敷地に江戸時代の町並みを再現したテーマパーク。バンコク市内ではカプセルトイが流行っている。ブームのきっかけはタイ版ドン・キホーテの出店。日本の石焼き芋も大人気。
タイでは日本のレコードや盆栽も人気。また日本発祥の錦鯉を育てている愛好家もいる。他にもいま注目されているのは日本のものは高等専門学校。政府が経済発展のため高い能力の技術者を育てるシステムに注目した。
中国で話題なのは大型連休でのべ22億人の大移動。渋滞も多発し数時間車が動かないこともあるため高速道路で麻雀を楽しむ人などもみられた。海から川へ水が逆流する自然現象を見に多くの人が詰めかける中、見学していた人の想定を超え波に飲み込まれる事故も発生。他にもクローン犬も話題。主に死んだペットの細胞から作り出すサービスで、販売会社は「愛犬と一生暮らせます」と宣伝している。一方、警察が野良犬を残酷に捕まえる動画が話題となった。きっかけは女の子が大型犬に襲われた事件。中国の芸人が披露したネタが「軍を侮辱した」として所属事務所に2億6000万円の罰金が科され、無期限の活動停止も言い渡された。今中国では愛国教育をルール化する法案が可決された。日本のアニメファンの方が浴衣を着て写真を撮ってただけで警察に拘束され浴衣を没収される事件も発生した。
フランスでは今ニュースの中心は中東情勢。他にもトコジラミの大発生も話題となっている。フランスでブームになっている日本のものは風呂敷やおにぎり。パリでは毎年大会が開催されるほどかるたが大人気。かるたマニアの男性の自宅には畳があり自宅でも猛練習しているという。
パリオリンピック・パラリンピックでは使い捨てプラスチックを使わない初めての大会を予定している。今年5月、イダルゴパリ市長が使い捨てプラスチック使用禁止を発表。各競技場へプラスチック製ペットボトルの持込も原則禁止となる。今フランスで深刻な問題となっているのはいじめ。フランスではいじめ対策で法律が厳しく改正され、今年9月14歳の中学生が授業中に逮捕された。
アメリカでは約2万人収容可能な球体のイベント会場「スフィア」が話題。さらに関心が高かったのはイスラエル情勢。アメリカは親イスラエルの国だが、若い世代では意見の対立が起きている。
アメリカでは日本のお線香が大人気。ルームフレグランスとして愛用している人も多い。ニューヨークのファッションショーではモデルが北九州市の成人式でお馴染みのど派手な衣装を着用。日本人よりも和風が好きな人たちも多い。自宅を丸ごと改造した和室マニアの男性は、改装に3500万円以上使っているという。麹マニアの男性は自宅で麹をイチから手作りしている。ガンダムマニアの女性は自宅に100個以上もプラモデルを収集している。
アメリカではそのまま通じる日本語がたくさんある。「NEMAWSHI（根回し）」「ZANGYO（残業）」「EIKYU SHUSHOKU（永久就職）」は日本特有のもの。アメリカでは会社全体の意思決定を上層部だけで行うことが多いため「NEMAWSHI（根回し）」の発想がない。またアメリカでは定時に帰ることが普通のため、「ZANGYO（残業）」「KAROSHI（過労死）」も日本語そのまま。専業主婦になることを指す「EIKYU SHUSHOKU（永久就職）」は、離婚率が高いアメリカでは新鮮に受け止められたという。
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中国が日本の水産物を輸入禁止したため大量のホタテが余り困っていたところを助けてくれたのがアメリカ。駐日アメリカ大使館が販路を開拓。また日本産のホタテを大量購入し国内で米軍の食事に使用したり基地内で販売している。
サウジアラビアの国名の意味は「サウード家のアラビア王国」。イスラム教の聖地メッカ、メディナを守っているのがサウジアラビア。