“いらだち”の背景に何が

2025年2月21日放送 19:19 - 19:21 NHK総合
NHKニュース7 (ニュース)

トランプ大統領はゼレンスキー大統領に苛立っている。ウクライナ側からは関係改善をしたい意思も滲む。戦場では今も、激しい攻防が続いている。20日、ウクライナの首都キーウには防空警報が。ウクライナ軍が、ロシアによる無人機攻撃を迎撃した。侵攻開始からまもなく3年。停戦に向けた交渉の行方が注目されるが、20日、ホワイトハウスのウォルツ大統領補佐官は「トランプ大統領は、ゼレンスキー大統領にいらだっている」と述べた。その理由として、ウクライナ国内の鉱物資源の権益を巡る協議に、ゼレンスキー大統領が応じなかったことを挙げた。ゼレンスキー大統領は、トランプ大統領について、ロシアの影響を強く受けていると警戒感も示しているが、「トランプ大統領への侮辱は容認できない」とコメント。一方、同じ日、ゼレンスキー大統領は、トランプ政権のケロッグ特使と会談。首脳どうしの関係が影響してか、共同会見は急きょ、取りやめとなった。ただ、本人は前向き。「ケロッグ氏との会談で希望を取り戻した。アメリカとは強固な合意が必要だ。経済的利益も安全保障も欠かせない」と述べている。投資と安全保障の合意を結ぶ用意があるとしていて、関係改善につなげたい意思もにじんでいる。


キーワード
ドナルド・ジョン・トランプホワイトハウスウクライナ軍ホワイトハウスキース・ケロッグヴォロディミル・ゼレンスキーキーウ(ウクライナ)マイケル・ウォルツ

TVでた蔵 関連記事…

“ウクライナでの戦闘にも北朝鮮兵 参加の可能性” (NHKニュース おはよう日本 2025/4/30 5:00

世界の軍事費 冷戦後 最大の増加率 (ニュース・気象情報 2025/4/28 15:00

北朝鮮 ロシア派兵 初めて認める (ニュース 2025/4/28 13:00

去年の世界の軍事費 冷戦後 最大の増加率 (ニュース 2025/4/28 12:00

ウクライナ側は否定 ロシア クルスク州「完全奪… (JNNニュース 2025/4/27 6:45

© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.