ウェークアップ (ニュース)
ウクライナの行く末について早稲田大学教授・中林美恵子の見解:アメリカ「ウクライナを切り捨てはしない」、防衛研究所・山口信治主任研究官の見解:中国「アメリカ主導の停戦は望んでいない」。アメリカ・トランプ大統領はSNSで、ロシアに対して和平合意実現まで大規模な制裁、関税を課すことを検討していると発表。「ロシアと交渉する方が簡単」という発言も。
中国の2025年の国防費は約36兆円で、3年連続増やしている。日本は防衛費約8兆7000億円で、去年のGDP比約1.4%。アメリカ国防総省ナンバー3の国防次官に指名されているコルビー氏は、「日本はGDP比3%に引き上げるべき」と述べた。トランプ大統領は、日米安保条約に不満をもらし「われわれアメリカは日本を守らなければならないが、日本はわれわれアメリカを守る義務がない」と述べている。防衛政策・日本が取るべき対応は?について、早稲田大学教授・中林美恵子は「自立に向け努力」、防衛研究所・山口信治主任研究官は「自国の必要性に基づく強化を」。
大国のパワーバランスの行く末について早稲田大学教授・中林美恵子の見解:アメリカ「力による平和の使者に」、防衛研究所・山口信治主任研究官の見解:中国「長期的な優位を目指す」。日本の姿勢について中林氏は「日本は協調外交を継続すべき」、山口氏は「米国代わり各国つなげ」と提言。